公子(読み)コウシ

デジタル大辞泉 「公子」の意味・読み・例文・類語

こう‐し【公子】

貴族子弟公達きんだち

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精選版 日本国語大辞典 「公子」の意味・読み・例文・類語

こう‐し【公子】

  1. 〘 名詞 〙 貴族の子。貴い身分の人の子息。きんだち。
    1. [初出の実例]「甞群公子咸集于旻法師之堂、講周易焉」(出典家伝(760頃)上)
    2. 「公子(コウシ)内宮、悉(ことごとく)、或は玉趾を跣(すあし)にして剣閣の雲に踏迷ひ」(出典:太平記(14C後)一七)
    3. [その他の文献]〔儀礼‐喪服〕

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普及版 字通 「公子」の読み・字形・画数・意味

【公子】こうし

諸侯や貴族の子。〔詩、風、七月〕一の日于(ここ)に貉(かく)し 彼の狸(こり)を取り 子の裘(かはごろも)を爲(つく)らん

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