公廨銭(読み)くがいせん

精選版 日本国語大辞典 「公廨銭」の意味・読み・例文・類語

くがい‐せん【公廨銭】

〘名〙 奈良平安時代出挙(すいこ)して利を得るために、在京諸司に給された銭。その利息を各官司の入用や、官人職俸などにあてた。くがい。
※続日本紀‐天平一六年(744)四月丙辰「司別給公廨銭総一千貫

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android