公木(読み)こうぼく

世界大百科事典(旧版)内の公木の言及

【日朝貿易】より

…まず進上は封進(ふうしん)と改名し,別紙目録に物資名だけを記入して進献の儀式を省いた。品物は,公貿易といっしょに適宜倭館へ送り,年1回の決算期に一定の交換率で公木(こうぼく)(木綿のこと)に換算して支給された。これらの処理には,対馬から派遣された代官と,朝鮮側の通訳官が当たった。…

※「公木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」