六戸(町)(読み)ろくのへ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「六戸(町)」の意味・わかりやすい解説

六戸(町)
ろくのへ

青森県南東部、上北郡(かみきたぐん)の町。小川原(おがわら)湖の南方にある。1957年(昭和32)町制施行。国道45号、上北自動車道が通じ、六戸三沢インターチェンジがある。町の南部奥入瀬川(おいらせがわ)が東流し、沿岸水田が開ける。産物は米のほかにナタネジャガイモがあり、かつては国の奨励作物としてサトウダイコンが栽培され、その中心処理工場も建設されたが、採算がとれず1967年閉鎖された。三沢(みさわ)市と八戸市の近郊に位置し、工業団地や住宅団地、ゴルフ場などで町の振興を図ろうとしている。面積83.89平方キロメートル、人口1万0447(2020)。

横山 弘]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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