デジタル大辞泉
「六条」の意味・読み・例文・類語
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ろく‐じょう ‥デウ【六条】
[1] 〘名〙
① 平城京・平安京などの条坊制で、京城を九条に区切ったうちの
一つ。五条大路より南、六条大路より北の
区域。
※続日本後紀‐承和三年(836)閏五月乙酉「改二本居一貫二附左京六条二坊一」
※
御伽草子・猫の草紙(江戸初)「
袈裟、衣ともいはず、扇、物の本、はりつけ屏風、かき餠、ろくでうなどをたまらせず」
[2]
[一] (「六条大路」の略) 平城京・平安京などの東西の大路の一つ。
※
源氏(1001‐14頃)
澪標「なほかの六条のふる宮をいとよく修理
(すり)し繕ひたりければ」
※京童(1658)二「むかしは、三筋町とて、六条(ろくデウ)にありしを」
[三] (六条堀川にあったところから) 中世末ごろ、本圀寺
(ほんこくじ)の
異称。
※信長公記(1598)二「公方様六条に御座候を取詰め、門前焼払ひ、既に寺中へ乗入るべきの行なり」
※
雑俳・新とくさ後編(1800)「恩にきせ・六条拝ます
案内者」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
六条
ろくじよう
[現在地名]岩見沢市六条西・六条東
昭和二九年(一九五四)当時、西は一五丁目、東は六丁目まであった。同三一年発行の岩見沢市街案内地図などによると西一丁目は商店街で、同二丁目に北海道電力株式会社岩見沢支店(現在九条西に移転)、岩見沢電報電話局(現NTT東日本岩見沢支店)、同六丁目には中央病院、北海土地改良区、同七丁目に中央小学校がある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報