六百六号(読み)ロッピャクロクゴウ

デジタル大辞泉 「六百六号」の意味・読み・例文・類語

ろっぴゃくろく‐ごう〔ロクピヤクロクガウ〕【六百六号】

梅毒薬のサルバルサンの符号名。エールリヒ秦佐八郎はたさはちろうが606番目に合成した化合物なのでいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「六百六号」の意味・読み・例文・類語

ろっぴゃくろく‐ごう ロクヒャクロクガウ【六百六号】

〘名〙
① (エールリヒ・秦佐八郎の試薬中第六〇六番目の意) サルバルサンの俗称。梅毒、鼠咬症ワイル病などスピロヘータやトリパーゾースの感染症に効く。
② 梅毒、また、花柳病性病をいう俗語

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android