六種力(読み)ロクシュリキ

デジタル大辞泉 「六種力」の意味・読み・例文・類語

ろくしゅ‐りき【六種力】

仏語小児なき女人いかり国王おごり羅漢精進しょうじん比丘びく忍耐、仏は慈悲を、おのおの力としてもつこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「六種力」の意味・読み・例文・類語

ろくしゅ‐りき【六種力】

〘名〙 仏語。
① 普通の凡夫がそれぞれ力として持つ六種のもの。小児は泣くことを、女は怒ることを、国王は驕ることを、阿羅漢は努力することを、仏は慈悲を、比丘は忍耐を力とすること。
如来に備わる、ものごとを如実に知る力を六種数えたもの。〔雑阿含経‐二六〕

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