六脈(読み)ロクミャク

デジタル大辞泉 「六脈」の意味・読み・例文・類語

ろく‐みゃく【六脈】

漢方で、脈拍六種状態。浮・沈・さく・遅・滑・渋の総称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「六脈」の意味・読み・例文・類語

ろく‐みゃく【六脈】

〘名〙 漢方医学でいう六種の脈搏、すなわち浮・沈・虚・実・遅・数(さく)の総称。また、左手でとる心・肝・腎と、右手でとる肺・脾・命門の脈の総称。一切の病気しるしがこれによってわかるという。
※波形本狂言・神鳴(室町末‐近世初)「はいひめいもんの六(ロク)みゃくは左右の手で取まする」 〔史記正義‐扁鵲伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android