其れのみ(読み)ソレノミ

デジタル大辞泉 「其れのみ」の意味・読み・例文・類語

それ‐のみ【×其れのみ】

[副]西鶴小説に独特の用法》それだけでなく。それのみならず。それのみか。
「―、宵より秋の夜の明くるまでとやかく思ふままになるこそ無念いくたびか」〈浮・一代男・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android