具体的真理(読み)グタイテキシンリ

デジタル大辞泉 「具体的真理」の意味・読み・例文・類語

ぐたいてき‐しんり【具体的真理】

時間場所などの、ある具体的な条件もと真理とされる事柄。真理は一定の条件のもとに成立し、条件が変われば真理でなくなるとしたヘーゲル考え方から出た言葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「具体的真理」の意味・読み・例文・類語

ぐたいてき‐しんり【具体的真理】

〘名〙 物事のある一面だけを切り離して規定するのでなく、諸規定や諸事物の全体的な連関において把握された真理。ヘーゲルが特にこのことを強調した。

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