内侍のかみ(読み)ないしのかみ

精選版 日本国語大辞典 「内侍のかみ」の意味・読み・例文・類語

ないし【内侍】 の かみ

(「尚侍」と書く) 内侍司長官。もと従五位相当で、天皇常侍して奏請・伝宣などをつかさどったが、後に従三位相当となり、女御(にょうご)更衣(こうい)に準じて後宮に列するようになった。内侍かんのきみ。内侍のかんのとの。しょうじ。かんのきみ。かんのとの。
続日本紀‐和銅八年(715)二月丙辰「尚侍従四位者、賜祿准典蔵焉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android