内徳野村(読み)うちどくのむら

日本歴史地名大系 「内徳野村」の解説

内徳野村
うちどくのむら

[現在地名]湯布院町川西かわにし 内徳野・槐木にがき畑倉はたくら

前徳野まえどくの村の南、大分川右岸に位置し、小槐木こにがき川が当地で大分川に合流する。慶長五年(一六〇〇)二月の速見郡・由布院知行方目録写(北九州市立歴史博物館蔵)に村名がみえ、高一四七石余。同一四年の由布院人付帳(熊本大学附属図書館蔵)によると人数三二。小倉藩慶長人畜改帳には徳野村とあり、家数二〇・人数四五(うち庄屋一、本百姓六・名子六)、牛九・馬四。元和八年(一六二二)の高は八〇石余、家数二一・人数四九(うち本百姓・小百姓九、名子七)、牛六・馬五(小倉藩元和人畜改帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android