内海弘蔵(読み)ウツミコウゾウ

デジタル大辞泉 「内海弘蔵」の意味・読み・例文・類語

うつみ‐こうぞう〔‐コウザウ〕【内海弘蔵】

[1872~1935]国文学者・歌人神奈川の生まれ。落合直文の結成した浅香あさかに入り、短歌の改革運動に参加する。のち明大の教授となり国文学者として活躍するかたわら同大野球部を創設東京六大学野球発展に尽力した。著「平家物語評釈」「方丈記評釈」など。

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精選版 日本国語大辞典 「内海弘蔵」の意味・読み・例文・類語

うつみ‐こうぞう【内海弘蔵】

  1. 国文学者、歌人。号月杖(げつじょう)。神奈川県出身。東京帝大卒。明治大学教授。古典鑑賞新生面を開き、歌人としてはあさ香社で活躍。また、明治大学野球部の創設者でもある。著作「平家物語評釈」「方丈記評釈」。明治五~昭和一〇年(一八七二‐一九三五

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内海弘蔵」の解説

内海弘蔵 うつみ-こうぞう

1872-1935 明治-昭和時代前期の国文学者,歌人。
明治5年3月24日生まれ。落合直文の浅香(あさか)社にはいり,月杖(げつじょう)と号し,「明星」にも寄稿する。明大教授となり,古典の評釈書などを刊行。また同大に野球部を創設,部長をつとめ,東京六大学野球の発展につくした。昭和10年12月7日死去。64歳。48年野球殿堂入り。神奈川県出身。東京帝大卒。

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