内田 嘉吉(読み)ウチダ カキチ

20世紀日本人名事典 「内田 嘉吉」の解説

内田 嘉吉
ウチダ カキチ

明治・大正期の官僚,政治家 台湾総督



生年
慶応2年10月12日(1866年)

没年
昭和8(1933)年1月3日

出生地
江戸・神田駿河台

学歴〔年〕
帝国大学法科大学(現・東大法学部)〔明治23年〕卒

経歴
逓信省に入り、逓信次官を経て、台湾総督府民政長官、台湾総督などを歴任。退官後は日本無線電信の社長などを務めた。明治期の逓信官僚として日本の海事行政の国際化の中心人物として活躍した。また、海外出張の際、西洋の大航海時代の航海記、探検記をはじめ、世界各地の歴史・地理書を精力的に収集したことで知られる。これらのコレクションは“内田嘉吉文庫”として貴重な史料となっている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「内田 嘉吉」の解説

内田 嘉吉 (うちだ かきち)

生年月日:1866年10月12日
明治時代;大正時代の官僚;政治家。台湾総督;貴族院議員
1933年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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