内蔵メモリー(読み)ないそうめもりい,ないぞうめもりー

カメラマン写真用語辞典 「内蔵メモリー」の解説

内蔵メモリー

 初期デジタルカメラは、撮影した画像を本体内部のメモリーに蓄え、それをパソコンに転送して保存・閲覧していた。その後、コンパクトフラッシュなど脱着式の メモリーカード の登場で内蔵メモリーの必要性はなくなったかに見えたが、再びカメラ本体にメモリーを内蔵させている機種が増えている。  その理由は、メモリーカードを忘れたり、カード容量を使い切ってしまった場合でも、最低限枚数は撮影・保存できるメリットがあるから。その容量は16MBから30MBが一般的。カメラの高画素化にともない、また写真アルバムをカメラで持ち歩くという発想から、平成19(2007)年にはソニーから4GBというメモリー容量を内蔵するカメラ、サイバーショットT2も出た。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android