内藤希顔(読み)ないとう きがん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内藤希顔」の解説

内藤希顔 ないとう-きがん

1625-1692 江戸時代前期の儒者
寛永2年生まれ。林羅山(らざん)にまなぶ。はじめ長門(ながと)(山口県)萩藩に,のち虎渓永義に推挙されて仙台藩主伊達忠宗(ただむね)・綱宗・綱村につかえる。書家としても知られた。元禄(げんろく)5年10月21日死去。68歳。長門出身。名は別に就篤。字(あざな)は以寛。通称は六左衛門。号は閑斎,楽山人,白石山人。著作に「閑斎詩文集」「石経大学諺解(げんかい)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android