内藤新宿北裏町（読み）ないとうしんじゆくきたうらまち

日本歴史地名大系 「内藤新宿北裏町」の解説

内藤新宿北裏町
ないとうしんじゆくきたうらまち

[現在地名]新宿区新宿一丁目・同五丁目

明治二年（一八六九）の品川県編入に際し、内藤新宿下町北側の百人組与力大縄地と、この区画の北西方に離れた稲荷社や内藤新宿上町北側の尾張藩下屋敷などの二区画を併せて成立。正保江戸絵図では百人組与力大縄地部分は内藤弥三郎下屋敷となっている。沿革図書では同所は延宝年中（一六七三―八一）には百人組与力大縄地となっており、東西に走る組屋敷道が一本できている。元禄一二年（一六九九）の内藤新宿取立てに際し、大縄地のうち甲州道中沿いの奥行二〇間分が同宿の町場となった。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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