内裸でも外錦(読み)ウチハダカデモソトニシキ

デジタル大辞泉 「内裸でも外錦」の意味・読み・例文・類語

うちはだかでもそとにしき

内実はいかに苦しくても、世間体は飾らなければならないことのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「内裸でも外錦」の意味・読み・例文・類語

うち【内】 裸(はだか)でも外(そと)(にしき)

  1. 家の中は裸でもよいが、外へ出る時は、世間体を考えて、身なりを飾らなければならない。世渡りのためには世間体もつくろわねばならないということ。
    1. [初出の実例]「のきものかれもせぬ中は、内はだかでもそとにしき」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)中)

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