円太郎バス(フォードTT型)(読み)えんたろうばす

事典 日本の地域遺産 の解説

円太郎バス(フォードTT型)

(埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47 鉄道博物館(※非公開))
機械遺産指定の地域遺産〔第28号〕。
1923(大正12)年の関東大震災で被災した東京市内の路面電車の代替交通手段として、東京市電気局がアメリカ・フォード社から貨物自動車用シャーシを大量輸入し、木製車体(客室)を新製したもの。現存する唯一の「円太郎バス」であり、国内最古のバスでもある

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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