円山(読み)マルヤマ

デジタル大辞泉 「円山」の意味・読み・例文・類語

まるやま【円山】

姓氏の一。
[補説]「円山」姓の人物
円山応挙まるやまおうきょ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「円山」の解説

円山
まるやま

札幌市中心部の西にあり、標高二二五・九メートル。古い火山といわれ、ドーム状の山体は紫蘇輝石安山岩で構成され、頂上には柱状節理が見られる。新第三紀の地層が削られて硬い安山岩体が地表に現れたものといわれる。北西麓には円山公園北海道神宮がある。山林は大正四年(一九一五)に原始保安林に指定され、同一〇年に円山原始林の名称で国の天然記念物に指定された。明治五、六年(一八七二、七三)頃は採石場であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「円山」の意味・わかりやすい解説

円山
まるやま

北海道,札幌市中央区のほぼ中央にある小山。標高 226m。山体は輝石安山岩のドーム状の溶岩丘で,山麓から山頂まで草木密生。カツラ,ミズナラ,ホオノキ,イタヤカエデなどの広葉樹林でおおわれ,その種類は 390種を数え,円山原始林の名称で,1921年天然記念物に指定された。円山公園,動物園,北海道神宮などがある。

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世界大百科事典(旧版)内の円山の言及

【円山公園】より

…北海道札幌市,都心から西へ約4kmの円山(226m)北麓に広がる都市公園。面積69ha。…

※「円山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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