冊命(読み)さくめい

精選版 日本国語大辞典 「冊命」の意味・読み・例文・類語

さく‐めい【冊命】

  1. 〘 名詞 〙 皇后皇太子などがその位につくときに、詔勅を以て命じること。
    1. [初出の実例]「冊命皇后事。前一日、大臣奉勅、令外記召式部省、仰明日可会刀禰之状又召内記、令宣命」(出典新儀式(963頃)五)
    2. [その他の文献]〔書経‐顧命〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「冊命」の読み・字形・画数・意味

【冊命】さくめい

任命の詔。策命。〔書、顧命〕太、書を秉(と)り、階より(のぼ)り、王を(むか)へて册命す。

字通「冊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android