再吟味(読み)サイギンミ

デジタル大辞泉 「再吟味」の意味・読み・例文・類語

さい‐ぎんみ【再吟味】

[名](スル)
もう一度吟味すること。「計画再吟味する」
江戸時代判決の下った事件を再び調べなおすこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「再吟味」の意味・読み・例文・類語

さい‐ぎんみ【再吟味】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 再び吟味すること。もう一度調べなおすこと。再調査
    1. [初出の実例]「彌孝心なる致方之者と一同申再吟味仕候処相違無御座候」(出典:天明大政録(1788頃)一三)
  3. 江戸時代、一度裁判の終わったものを再び取り調べること。原則として行なわれなかったが、確実な証文があり、最初の裁判が誤審であることが明らかな場合は例外的に行なわれた。〔禁令考‐後集・巻八・享保二一年(1736)〕

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