再往(読み)さいおう

精選版 日本国語大辞典 「再往」の意味・読み・例文・類語

さい‐おう‥ワウ【再往・再応オウ】

  1. 〘 名詞 〙 同じことを繰り返すこと。再度。ふたたび。多く副詞的に用いられる。〔日蓮遺文‐観心本尊抄(1273)〕
    1. [初出の実例]「道蘊再往(サイワウ)忠言に及ばず。眉を顰めて退出す」(出典太平記(14C後)二)
    2. 「再往再三御辞退候といへども」(出典:信長公記(1598)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android