写生説(読み)シャセイセツ

デジタル大辞泉 「写生説」の意味・読み・例文・類語

しゃせい‐せつ【写生説】

正岡子規の唱えた俳句短歌方法論絵画理論を移入し、実物実景をありのままに具象的に写し取ること。子規以後、俳句では河東碧梧桐かわひがしへきごとう高浜虚子ら、短歌では伊藤左千夫長塚節ながつかたかし斎藤茂吉らによって理論的追求が行われ、散文では写生文として適応された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android