冤凌(読み)えんりょう

精選版 日本国語大辞典 「冤凌」の意味・読み・例文・類語

えん‐りょう ヱン‥【冤凌】

〘名〙 無実の罪を言い立てて、ひどいめに遭わせること。
江談抄(1111頃)三「若我を強依寃陵
[補注]「色葉字類抄」には「寃凌 ベンサウ ベンレウ」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android