冥加に尽きる(読み)ミョウガニツキル

デジタル大辞泉 「冥加に尽きる」の意味・読み・例文・類語

冥加みょうが・きる

神仏加護から見放される。「―・きる悪事の数々」
冥加に余る」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冥加に尽きる」の意味・読み・例文・類語

みょうが【冥加】 に 尽(つ)きる

① 神仏の加護から見放される。
浮世草子本朝二十不孝(1686)五「勿躰なくも親達に足をさすらせ大小便とられ、冥加(ミャウカ)につきし身のはて
浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)中「それ程に此男を不便に思召るるかや、みゃうがにつきん勿体なやと取付」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android