冥契(読み)めいけい

精選版 日本国語大辞典 「冥契」の意味・読み・例文・類語

めい‐けい【冥契】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 無言のままでも、心と心とがぴたりと一致すること。
    1. [初出の実例]「予因以為、意境之同、冥契暗合。置而不改」(出典:孜孜斎詩話(1800頃)下)
  3. 異類妖怪と結婚すること。また、死んだ男女を結婚させること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「冥契」の読み・字形・画数・意味

【冥契】めいけい

黙して心と心とが合う。〔晋書、慕容垂載記〕將軍を一見に奇とし、將軍に託するに斷金(の交)を以てす。は宗宗族旧臣)に踰(こ)え、任は懿(いはん)(親しい諸侯)に齊(ひと)し。古より君臣冥重き、豈に此れより甚だしきあらんや。

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