冬花蕨(読み)ふゆのはなわらび

精選版 日本国語大辞典 「冬花蕨」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐の‐はなわらび【冬花蕨】

〘名〙 シダ類ハナヤスリ科の多年草。東北以西の本州四国九州山地草地や明るい林床に生える。高さは三〇~四〇センチメートル。栄養葉は八月から翌春にかけてあらわれ、柔らかい草質で五角状をなし、羽状に分裂する。胞子葉は直立し、黄色い粒状の胞子嚢を二列に密生する。漢名、陰地蕨。かんわらび。ふゆわらび。《季・冬》 〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「冬花蕨」の解説

冬花蕨 (フユノハナワラビ)

学名Sceptridium ternatum
植物。ハナワラビ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android