凄風・淒風(読み)せいふう

精選版 日本国語大辞典 「凄風・淒風」の意味・読み・例文・類語

せい‐ふう【凄風・淒風】

〘名〙 ものすごい風。すさまじい風。ぶきみで、はげしい風。
田氏家集(892頃)下・閏九月作「凄風殺林池色、更悩潘生一月愁」
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一「凄風(セイフウ)蕭々として戸外に鳴り」 〔春秋左伝‐昭公四年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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