凋衰(読み)チョウスイ

デジタル大辞泉 「凋衰」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐すい〔テウ‐〕【×凋衰】

[名](スル)しぼみ衰えること。活気気力がなくなること。勢いを失うこと。
「公伯のますまさかえて農民の日に―するを見ずや」〈透谷・泣かん乎笑はん乎〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「凋衰」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐すいテウ‥【凋衰】

  1. 〘 名詞 〙 しぼみ衰えること。活気や気力がなくなること。勢いを失うこと。
    1. [初出の実例]「方今新経喪乱、戸口凋衰」(出典:国史略(1826)四)
    2. 「松柏科植物は然らず、独り隆冬を経て凋衰せざるのみならず」(出典:日本風景論(1894)〈志賀重昂〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android