凌霄(読み)りょうしょう

精選版 日本国語大辞典 「凌霄」の意味・読み・例文・類語

りょう‐しょう ‥セウ【凌霄】

〘名〙
① (「霄」は空の意) 空をしのぐこと。志の高いことのたとえ。
※宝覚真空禅師録(1346)乾・道号・古山「歴劫末々不動揺、巍峩万仭碧凌霄」 〔陸機‐遂志賦〕
② =りょうしょうか(凌霄花)塵芥(1510‐50頃)〕
江戸繁昌記(1832‐36)四「凌霄雲に翻り、桂香月を薫ず」

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普及版 字通 「凌霄」の読み・字形・画数・意味

【凌霄】りようしよう(せう)

空高く上がる。宋・王安石〔孤桐〕詩 天質自(おのづか)ら森森(しんしん) 高、 霄(そら)を凌ぎて、己を屈せず 地を得たるも、本(もと)

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