凡才(読み)ボンサイ

デジタル大辞泉 「凡才」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐さい【凡才】

平凡で、特にすぐれたところのない才能。また、そのような才能の人。
[類語]非才無才不才只者常人凡人凡夫凡骨凡手

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「凡才」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐さい【凡才】

〘名〙 平凡な才能。とりたててすぐれたところのない才能。また、その人。凡材
※無名作家の日記(1918)〈菊池寛〉「一人天才が生れる為に、百の凡才が苦しむ事が必要だ」 〔楊巨源‐酬崔駙馬恵箋百張兼胎四韻詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「凡才」の読み・字形・画数・意味

【凡才】ぼんさい

凡庸の才。〔三国志、呉、魯粛伝に引く江表伝〕(周瑜の上表)瑜、才を以て、昔討殊特のを受け、委するに腹心を以てせらる。

字通「凡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android