凡百(読み)ボンピャク

デジタル大辞泉 「凡百」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐ぴゃく【凡百】

《「ぼんびゃく」「ぼんひゃく」とも》いろいろのもの。かずかず。もろもろ。「凡百職人をしのぐ腕前
「―の貨物を製出して」〈田口日本開化小史
[補説]数の多いことから転じて、「凡百の作品に成り下がる」のように、ありふれていてつまらないものの意で用いられることがある。

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精選版 日本国語大辞典 「凡百」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐ぴゃく【凡百】

〘名〙 (「ぼんひゃく」とも) いろいろのものや人。もろもろ。かずかず。諸種はんぴゃく。
※本朝文粋(1060頃)一・孫弘布被賦〈源英明〉「位昇具瞻。欲徳於凡百」 〔詩経小雅・雨無正〕

はん‐ぴゃく【凡百】

〘名〙 いろいろの種類。かずかず。もろもろ。ぼんぴゃく。はんはく。〔漢語字類(1869)〕

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普及版 字通 「凡百」の読み・字形・画数・意味

【凡百】ぼんぴやく

多くの。

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