処方監査(読み)ショホウカンサ

デジタル大辞泉 「処方監査」の意味・読み・例文・類語

しょほう‐かんさ〔シヨハウ‐〕【処方監査】

医師が処方した薬剤が適切かどうか、薬剤師処方箋を確認すること。処方箋に記載されている患者情報や薬歴に基づいて、処方内容(重複投与・投与禁忌・相互作用アレルギー副作用など)の確認を行う。疑わしい点がある場合は疑義照会を行う。
[補説]薬剤師法第24条に「薬剤師は、処方せん中に疑わしい点があるときは、その処方せんを交付した医師、歯科医師又は獣医師に問い合わせて、その疑わしい点を確かめた後でなければ、これによって調剤してはならない」と規定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android