凭れる(読み)モタレル

デジタル大辞泉 「凭れる」の意味・読み・例文・類語

もた・れる【×凭れる/×靠れる】

[動ラ下一][文]もた・る[ラ下二]
人や物に自分のからだの重みをあずける。寄りかかる。「柱に―・れる」「籐椅子に―・れる」
食べた物が消化されないで胃に残り重苦しく感じられる。「食べ過ぎで胃が―・れる」
しつこくつきまとう。甘えて頼る。
「すいなる男…初対面なれば、―・れずふらず」〈ね物がたり〉
[類語](1寄り掛かるもたれ掛かる寄せ掛けるしなだれ掛かるもたせ掛けるしなだれるもたせる/(2むかつくむかむか胸が焼ける胸焼け吐き気気持ち悪いむかっとえずく戻す上げる吐く吐き出す反吐へど嘔吐吐瀉としゃげろつわり悪阻二日酔い悪酔い込み上げるべろんべろんぐでんぐでん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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