凶問（読み）きょうもん

精選版 日本国語大辞典

きょう‐もん【凶問】

〘名〙 凶事の知らせ。死去の知らせ。凶音。一説に、凶事を慰問すること。

※万葉（８Ｃ後）五・七九三・題詞「禍故重畳 凶問累集」 〔魏志‐王基伝〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【凶問】きようぶん・きようもん

死亡の知らせ。訃報。〔魏書、崔挺伝〕（挺、卒す）光州の故、凶問を聞き、悲感せざる(な)し。共に尺の銅像を東の廣因寺に鑄る。～其の愛、此(かく)の(ごと)し。

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出典　平凡社「普及版 字通」