凶門(読み)きようもん

普及版 字通 「凶門」の読み・字形・画数・意味

【凶門】きようもん

喪家の北門。また、将軍が出陣するときの門。〔淮南子、兵略訓〕將、已に斧鉞を受け、答へて曰く、~願はくは君亦た一言の命を臣に垂るる無(なか)れ。~君(も)し之れを許さば、臣辭して行かんと。乃ち爪剪(さうせん)し、衣(葬衣)を設け、凶門を鑿(うが)ちて出づ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報