精選版 日本国語大辞典 「凸凹」の意味・読み・例文・類語
でこ‐ぼこ【凸凹】
〘名〙
② 「でこぼこやろう(凸凹野郎)」の略。
※落語・二十四孝(1891)〈三代目春風亭柳枝〉「離縁状が欲しいか、望みならば遣(や)る、己(おれ)には書けなくも今(いま)隣のデコボコに頼む」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三「見渡した所凸凹(デコボコ)の無い、よく云へばよく揃った、悪く云へば傑出の人に乏しく」
でく‐ぼく【凸凹】
〘名〙
① (形動) (━する) =でこぼこ(凸凹)①
② 人をののしっていう語。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)初「ヱヱイ亦凸凹(デクボク)どもがいがみ合のか」
とつ‐おう ‥アフ【凸凹】
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