出で立ち(読み)イデタチ

デジタル大辞泉 「出で立ち」の意味・読み・例文・類語

いで‐たち【出で立ち】

旅立ち。出立しゅったつ門出かどで。「出で立ちを見送る」
旅立ち、出陣などふだんと違った身ごしらえをすること。また、その身ごしらえ。「ものものしい出で立ち
門を出た所。門前
「わが二人見し―の百枝槻ももえつきの木」〈・二一三〉
旅立ちのさい食事送別宴会
「あすの―の残りを詰める」〈浄・盛衰記
旅立ちなどの晴れの行事の準備。
「ただ京の―をすれど」〈玉鬘
立身出世。栄達
大臣の後にて―もすべかりける人の」〈若紫
[類語]身支度旅装旅支度

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android