デジタル大辞泉
「出仕」の意味・読み・例文・類語
しゅっ‐し【出仕】
[名](スル)
1 勤めに出ること。特に、役所などに勤めること。仕官すること。「官庁に出仕する」
2 明治初年、官庁の試補。のち、事務の忙しいとき、臨時に置いた員外官。
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しゅっ‐し【出仕】
〘名〙
※
令義解(718)学「凡学生通
二二経以上
一。求
二出仕
一者。聴
二挙送
一」
② 勤めに出ること。出勤。また、
主君の側に伺候すること。
※
古事談(1212‐15頃)二「仍今者不
レ能
二出仕
一とて、檳榔車を引
二出大路
一被
レ焼
レ之」
③ その場にのぞむこと。ある場所・席に出ること。
※宇治拾遺(1221頃)一二「座主の出仕を
相待の所に」
④ 明治初期、新しく
官吏を任用する時、その
技量・能力を試みるために置いた試補。
⑤ 明治四年(
一八七一)
以後、事務が
繁多をきわめる場合、臨時に置かれた員外官。
いで‐つか・う ‥つかふ【出仕】
※
源氏(1001‐14頃)
澪標「治まれる世には、
白髪(しろかみ)をも恥ぢずいでつかへけるをこそ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「出仕」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報