出春(読み)ではる

精選版 日本国語大辞典 「出春」の意味・読み・例文・類語

で‐はる【出春】

  1. 〘 名詞 〙 俳諧連句で、三句から五句まで続いて春の句がよまれる場合の最初の春の句。
    1. [初出の実例]「出恋 恋の句一句出たるをいふなり。出春(デハル)出秋 右と同事なり。春秋恋は多く続く物故、此名目あり」(出典:俳諧・誹諧名目抄(1759))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android