(1)江戸時代,金銀銭貨を改鋳して以前よりも流通量が増加した場合の改鋳益金。幕府の財政窮乏を救済する手段として,出目を目的にしばしば改鋳が行われた。この際,新貨の品位を旧貨よりも低下させて流通量を増加させたため,経済活動に少なからず影響を与えた。(2)江戸時代,余剰・余分の意味で用いた。出目高(だか)・出目米・出目石(こく)などの用例が史料にみられる。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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