出途(読み)シュット

デジタル大辞泉 「出途」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐と【出途】

旅立ち。門出かどで出立しゅったつ
費用資金の出どころ。
「金の―を止めて以来、竹三郎はいよいよ狂暴になって」〈康成田舎芝居

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出途」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐と【出途】

〘名〙
① 旅立ち。かどで。出立(しゅったつ)。〔広益熟字典(1874)〕
② 費用や資金のでどころ。
※地方官会議日誌‐六・明治八年(1875)六月二七日「此議案決せば、これを準則として、費用の出途定る可きなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android