出離解脱(読み)しゅつりげだつ

精選版 日本国語大辞典 「出離解脱」の意味・読み・例文・類語

しゅつり‐げだつ【出離解脱】

〘名〙 仏語。迷いの境地を離れて、悟りの境地にはいること。
※愚迷発心集(1213頃)「仏前仏後の中間に生て、出離解脱の因縁も無」
※竹むきが記(1349)下「現世猶頼みあり、いはんや出離げだつの方便、いと頼もしかるべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android