分切(読み)ぶんぎり

精選版 日本国語大辞典 「分切」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐ぎり【分切】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 細かく切ること。長い物を一定の長さに切ること。また、そのもの。〔文明本節用集(室町中)〕
  3. 定められた分。定められた範囲。定められた限度
    1. [初出の実例]「敵お追候て出候はん時も、分きりを過候て出候はん者は」(出典:毛利家文書‐天文二二年(1553)九月二一日・毛利元就同隆元連署軍法書)
  4. 火薬装薬を充填する筒(日葡辞書(1603‐04))。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android