分枝状皮斑(読み)ぶんしじょうひはん

世界大百科事典(旧版)内の分枝状皮斑の言及

【網状皮斑】より

…皮膚の小動脈の内腔がせまくなり,小静脈が拡張し,皮膚末梢の血液循環障害が起こるために生ずると考えられている。大理石様皮膚cutis marmorataと分枝状皮斑livedo racemosaの2種類に分類され,その中間に細網状皮膚と呼ばれる種類がある。大理石様皮膚は俗に〈ひ(火)だこ〉と呼ばれるもので,冬にストーブ,あんか,こたつなどの暖房器具の温熱にさらされて温められていた部分に,大理石の紋のような網目状の赤褐色斑を生ずる。…

※「分枝状皮斑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」