分泌物(読み)ブンピツブツ

デジタル大辞泉 「分泌物」の意味・読み・例文・類語

ぶんぴつ‐ぶつ【分泌物】

せん細胞などから分泌された代謝産物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「分泌物」の意味・読み・例文・類語

ぶんぴつ‐ぶつ【分泌物】

〘名〙 分泌された物質。腺(せん)細胞から分泌されたもの。ホルモンなどの類。分泌液。ぶんぴぶつ。
断橋(1911)〈岩野泡鳴一六「自己その物の中に出来た分泌物━愛がなくなった女は分泌物だ━を排除しよう」

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世界大百科事典(旧版)内の分泌物の言及

【腺】より

分泌にかかわる生物の組織。分泌物を蓄える腺腔をもつ腺と,特別の腺腔をもたず細胞内に分泌物を貯留しているものがある。前者はおもに外分泌腺,後者はおもに内分泌腺であるが,これには例外が多く,たとえば,外分泌腺でも消化管上皮の分泌腺は腺腔がなく,内分泌腺でも甲状腺には腺腔がある。…

※「分泌物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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