切取強盗武士の習い(読み)きりとりごうとうぶしのならい

精選版 日本国語大辞典 「切取強盗武士の習い」の意味・読み・例文・類語

きりとりごうとう【切取強盗】 武士(ぶし)の習(なら)

人を切り殺して金品を奪い取ったり、強盗したりすることは武士には珍しくないことである。切取りするも侍の習い
浮世草子・世間御旗本容気(1754)二「古へより武士の衰へたるは切取(キリトリ)強盗(ゴフトフ)をなして世を渡るは常のならひにて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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