切拍子(読み)きりびょうし

精選版 日本国語大辞典 「切拍子」の意味・読み・例文・類語

きり‐びょうし ‥ビャウシ【切拍子】

〘名〙 能楽での謡い方の一種。拍節一つに一字をあてて謡うやり方で、現在では大ノリという。謡本でノリ地または、ノルと書いてあるものにあたる。
三道(1423)「かやうなる者は、きりびゃうしの静かならん懸りを入端にせんこと、似合ふべきか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android