切文(読み)きれぶみ

精選版 日本国語大辞典 「切文」の意味・読み・例文・類語

きれ‐ぶみ【切文】

〘名〙
男女夫婦の縁の切れたことを証明する書付縁切りの文。離縁状。みくだりはん。
※雑俳・柳多留‐四(1769)「切れふみは一ぱいのんでかきかかり」
② 入質物の期限が切れたことを知らせる書付。
※雑俳・柳多留‐二〇(1785)「しちやから切れぶみの来るつらい事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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